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興学社高等学院
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2026.07.23

通信制高校で友達はできる?人間関係が不安なお子さまへの寄り添い方


通信制高校で友達ができるか不安な保護者の方へ。交流が生まれる場面、友達づくりを急がなくてよい理由、学校見学で見ておきたい環境がわかります。興学社高等学院の選択授業やSSTも紹介しています。

【この記事でわかること】

  • 通信制高校で人と関わる主な場面
  • 友達づくりを急がなくてよい理由
  • 保護者の方ができる見守り方
  • 人間関係の負担を減らす学校選びの基準
  • 興学社高等学院の選択授業とSST

「通信制高校に入ったら、友達ができずに一人で過ごすことになるのだろうか」

学校に行きづらさを感じてきたお子さまの進学先を考えるとき、保護者の方が人間関係を心配するのは自然なことです。家で過ごす時間が長かった場合は、同年代の生徒と話せるのか、孤立しないかという不安もあるでしょう。

ただし、入学してすぐに友達をつくることが、新しい学校生活の条件ではありません。最初は一人で安心して過ごせること、困ったときに話せる先生がいることも、大切な一歩です。その安心ができてから、好きな授業や短い会話を通じて、人とのつながりは少しずつ育っていきます。

通信制高校でも人と関わる機会はある

通信制高校は、自宅学習だけで卒業まで誰とも会わない学校ではありません。授業を受けるための登校、ホームルーム、学校行事、部活動など、人と関わる場面があります。一方、登校の頻度や活動の内容は学校によって異なるため、「通信制高校なら友達ができる」と一括りにはできません。

授業、行事、ホームルームが会話のきっかけになる

同じ教室にいるだけで、自然に会話が始まるとは限りません。話すきっかけになりやすいのは、ペアで行う実習、同じ作業をする行事、興味を共有できる授業などです。「この課題はどこまで進んだ」「その作品が好き」といった短い言葉なら、初対面でも話題を探す負担を減らせます。

ホームルームや学校行事では、先生が役割を決めたり、少人数の組み合わせを作ったりする場合があります。自分から輪へ入ることが難しいお子さまにとって、先生が間に入る場面があるかどうかは大きな違いです。

とはいえ、行事へたくさん参加すれば必ず友達が増えるわけではありません。人が多い場に疲れやすいお子さまには、少人数の授業や、共通の興味がある講座のほうが合うこともあります。交流機会の数ではなく、参加しやすい人数と内容が選択の基準です。

登校日数だけでは人間関係の作りやすさは決まらない

登校日数が多ければ、同じ生徒と会う回数は増えます。しかし、毎日同じ集団で過ごすことが負担だったお子さまにとっては、会う回数の多さが安心につながらない場合もあります。

週に何日通うかとともに、授業ごとに生徒の組み合わせが変わるか、一人で休める場所があるか、先生が様子を見ているかを見ておいてください。関わりたい日は人と話し、疲れた日は距離を取れる環境であれば、自分のペースを守れます。

学校説明会では「友達はできますか」と尋ねるだけでなく、昼休みに一人で過ごす生徒はどこにいるのか、グループ活動が苦手な場合はどうするのかまで聞いてみましょう。具体的な場面を質問すると、入学後の生活を想像しやすくなります。

友達づくりを急がなくてよい

人間関係に疲れた経験があるお子さまへ「新しい学校では友達をたくさんつくろう」と伝えると、励ましが負担になることがあります。友達の人数を目標にするより、安心して同じ空間にいられる時間を増やすほうが先です。一人で過ごすことと、助けを求められず孤立することは分けて考えることが大切です。

まずは安心して一人で過ごせることが土台になる

昼休みに一人で本を読む、好きな音楽を聴く、先生の近くで過ごす。お子さまが自分で選んだ過ごし方なら、それは友達がいないという失敗ではありません。学校の中に落ち着ける場所があると、周囲を見たり、誰かの会話を聞いたりする余裕が生まれます。

反対に、一人でいることを避けようとして無理に集団へ入ると、帰宅後に強く疲れ、次の登校が難しくなることもあります。その日の体調や気持ちに合わせて距離を選べることが、通学を続ける土台です。

保護者の方は、帰宅したお子さまへすぐ「誰かと話した?」と聞かなくても構いません。「今日の授業はどうだった」「休み時間は落ち着けた」と、学校での過ごし方全体を尋ねると、人間関係以外の小さな変化にも気づけます。

最初に安心して話せる相手は先生でもよい

同年代の生徒へ話しかけることに緊張があるなら、最初の話し相手は先生でもよいのです。挨拶を返してくれる、困ったときに質問できる、好きなことを少し話せる。そのような大人との関係が一つあれば、学校は「誰ともつながれない場所」ではなくなります。

先生との短い会話に慣れると、同じ授業を受ける生徒への挨拶にも進みやすくなる場合があります。ただし、先生が積極的に声をかけるほうが安心なお子さまもいれば、見守ってもらう距離を好むお子さまもいるでしょう。学校見学では、先生の声のかけ方が本人に合うかどうかも確かめてください。

友達づくりは、会った初日に完成するものではありません。同じ授業で何度か顔を見る、名前を覚える、短い言葉を交わすという積み重ねから、安心できる関係へ変わっていきます。

保護者の方ができる見守り方

保護者の方が人間関係を気にかけることは、お子さまにとって支えになります。ただし、友達の人数や会話の回数を毎日確かめると、本人は学校生活を採点されているように感じるでしょう。見守るときは、人との関係だけでなく、授業への興味、疲れ方、先生へ相談できたかも含めて見ておくことが大切です。

帰宅後の様子を友達の有無だけで判断しない

「今日は一人だった」と聞くと、保護者の方は心配になるでしょう。その一日がつらかったのか、それとも一人で落ち着いて過ごせたのかによって、意味は異なります。まずは本人の言葉を待ち、困っていた場合に何が負担だったのかを聞いてください。

授業が楽しかった、先生と話せた、教室に最後までいられたという出来事も、学校へ慣れていく変化です。友達ができたかどうかだけを基準にすると、お子さま自身が感じている前進を見落とします。

「友達をつくらなくてもいい」と決めつけることも避けましょう。本人が誰かと話したいと感じたとき、その気持ちを否定せず、話しやすい授業や行事を一緒に探せます。

保護者の方自身が人間関係の変化を気にしすぎることで、かえってお子さまが「心配をかけているのかもしれない」と感じる場合もあります。帰宅後は学校での出来事をゆったり聞ける雰囲気を作ることが、長い目で見たときの安心の土台になります。

困りごとが続くときは先生と状況を共有する

教室へ入れない日が続く、特定の生徒との関係に悩んでいる、誰にも相談できず登校を避けている。そのような様子がある場合は、お子さまの気持ちを把握したうえで学校へ相談してください。

相談するときは「友達をつくってほしい」という希望だけでなく、いつ、どこで、どのような負担があったかを伝えてください。先生が状況を具体的に把握できると、座席、授業の組み合わせ、休める場所、声をかけるタイミングを考えやすくなるためです。

本人へ知らせずに話を進めると、学校と家庭の両方から見られているように感じることがあります。緊急性がない場合は、学校へ伝える内容をお子さまと共有し、どこまで相談するかを一緒に決めると安心です。

学校見学で確かめたい人間関係の環境

学校案内に「アットホーム」「友達ができる」と書かれていても、お子さまに合う距離感まではわかりません。見学では、生徒が楽しそうかだけでなく、一人でいる生徒も自然に過ごせているかを見ます。交流を増やす仕組みと、交流しない時間の両方があることが基準です。

特に大切なのは、「一人でいること」がどう扱われているかです。休み時間に一人で過ごす生徒が自分のペースで居られているか、それとも先生が声をかけすぎて居づらそうにしているかによって、お子さまが安心できる場所かどうかが見えてきます。見学のとき、廊下や昼休みの様子も含めて全体を見渡してみてください。

確認する場面 見たいこと 学校へ聞く質問
授業 少人数か、共同作業を選べるか グループ活動が苦手な場合はどうしますか
休み時間 一人で落ち着ける場所があるか 教室以外で過ごせる場所はありますか
先生との関係 相談先が担任だけに限られないか 担任以外にも相談できますか
行事 参加方法や役割に選択肢があるか 見学や少人数での参加はできますか
生徒同士の距離 固定された集団だけで過ごさないか 授業ごとに生徒の組み合わせは変わりますか

生徒同士の距離と先生の関わり方を見る

見学中、先生が明るく話しかけることだけが良い対応だとは限りません。声をかけられると安心するお子さまも、少し待ってもらうほうが話しやすいお子さまもいるからです。本人が緊張しているとき、先生が返事を急かさずに待つか、保護者の方だけでなく本人にも声をかけるかを見てください。

生徒同士が常に一緒に行動している学校は、にぎやかで楽しそうに見えます。一方、その輪へすぐ入ることが難しいお子さまには、一人から始められる環境のほうが安心です。友達の作りやすさは、交流の多さだけでなく、距離を自分で選べることにも支えられます。

興学社高等学院で自分のペースの関係を育てる

当校では、全員に同じ人間関係の形を求めていません。興味のある授業を選び、授業ごとに教室を移動する中で、自分に合う人や先生との接点を見つけられます。一人で過ごす時間を大切にしながら、必要なときに関われる環境です。

好きな授業が自然な接点になる

当校には、心理テク、プログラミング、声優基礎、LEGO、ウクレレなど、180種類以上の選択授業があります。同じ授業を選んだ生徒には、好きなことや興味の方向が重なる部分があります。会話の話題を一から探さなくても、作品、課題、授業の感想から言葉を交わせます。

クラスを固定したまま一日を過ごすのではなく、自分が選んだ授業の教室へ移動します。特定の集団へ入り続ける負担を抑えながら、授業ごとに異なる生徒と会える仕組みです。

担任と副担任だけでなく、授業を担当する先生とも関係を作れます。「この先生なら趣味の話ができる」「困ったときはこの先生へ聞ける」という相手が増えると、学校での安心も広がります。

当校で通学の負担を減らす仕組みは、通学が続く3つの理由をご覧ください。

SSTで人との距離や伝え方を練習する

コミュニケーションは、最初から上手にできなければならないものではありません。当校のSST(ソーシャルスキル・トレーニング)では、社会で必要になる人との関わり方を授業として学びます。

挨拶をする、相手の話を聞く、困ったときに助けを求める、自分の気持ちを伝える。一つずつ練習できるため、すぐに長い会話をすることが難しくても、自分のペースで取り組めます。

SSTの目的は、友達をたくさんつくることではありません。人と関わるか、少し距離を取るか、助けを求めるかを、自分で選べる力を身につけることです。その力があると、学校の中だけでなく、卒業後の進学先や職場でも自分を守りやすくなります。

選択授業とSSTを含む当校の学びは、学校の特徴をご覧ください。

オープンキャンパスでお子さまの感覚を確かめる

通信制高校での友達づくりに、一つの正解はありません。にぎやかな行事が合うお子さまも、少人数の授業から関係を始めたいお子さまもいます。学校を選ぶときは、「友達ができそうか」より「自分のペースで人と関われそうか」という視点で比べてください。

当校のオープンキャンパスでは、授業の雰囲気、先生との距離、校内での過ごし方を実際に見られます。お子さまが緊張して話せなくても大丈夫です。その場で参加を決めなくてもよく、帰宅してから落ち着けた場所、気になった授業、話しやすそうな先生がいたかを一緒に振り返れます。

まずはオープンキャンパスで、校内の空気を感じてください。人間関係や通学について個別に相談したい方は、お問い合わせフォームからご連絡いただけます。

友達の人数を急いで増やさなくても、安心できる場所と話せる相手が一人ずつ増えれば十分です。お子さまの「今日はここまでならできた」を重ねることから、新しい学校生活は始まります。