~ 心と体と性 ~

~ 心と体と性 ~ 
性的マイノリティを考える

興学社高等学院では、性的マイノリティに悩む子どもたちの心のケアと支援を教育活動の一環として行っています。 性的マイノリティは、LGBTと称されますが、Lがレズビアン(=女性同性愛者)、Gがゲイ(=男性同性愛者)、Bがバイセクシュアル(= 両性愛者)、Tがトランスジェンダー(= 身体的性別と性自認が一致しない人)を指し、性の多様性を表す総称です。また、LGBは「○○に対して好意がある」という性的嗜好を表す言葉ですが、Tは「自らの性別に違和感を感じている」という不調和をものであり、意を異にするものであることを正しく理解しなくてはなりません。 LGBTは性的少数者を指しますが、日本では「7.6%がセクシュアルマイノリティに該当する」との調査報告もあり、これが事実であれば、これを学校に置きかえれば30人のクラスに2〜3人いても不思議ではない、という確率になります。しかしながら、性の問題に対して日本は「不純だ」「品性が欠ける」などの価値観が根底にあり、幼少期から正しい理解を促すための教育を十分に行っているとは言えないのが実情です。 されど、日本全体の仕組みを変えたり、長い歴史の中で根付いた風紀を変えていくことは容易ではありません。 だからこそ社会の常識と自分の心のギャップに苦しみ声を挙げられずにいる子どもたちの安心できる場所として興学社高等学院が貢献できるように教育活動に臨んでいるところです。 ご相談やご質問がある場合はぜひ当校にて個別相談をご予約ください。
 
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