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2026.07.23

高校中退後の進路|保護者が知っておきたい選択肢と考え方

高校中退後の進路には、別の高校への転入・編入、高卒認定、就職など複数の選択肢があります。退学前の確認事項、進路ごとの違い、お子さまに合う学び方を保護者の方が順に確かめられます。

【この記事でわかること】

  • 高校を中退する前に確認したいこと
  • 高校中退後に選べる主な進路
  • 転入、編入、高卒認定の役割の違い
  • お子さまに合う学びの環境を比べる基準
  • 興学社高等学院の学びと進路支援

「今の高校を辞めたら、この先の進路は閉ざされてしまうのだろうか」

お子さまから退学の話を聞いたとき、驚きと不安を抱く保護者の方は少なくないでしょう。しかし、今の学校を離れることと、学びを終えることは同じではありません。別の高校で卒業をめざす、高卒認定を活用して進学をめざす、就職や職業訓練へ進むなど、その後にも道はあります。

焦る必要はないでしょう。先に確かめたいのは、お子さまが今の環境で何に困っているのか、次の場所にはどのような条件が必要なのかです。

高校を中退する前に、進路の選択肢を確かめる

退学を考えるほどつらい状況であれば、今の学校に無理に通い続けることだけが答えではありません。一方で、学校を離れる時期によって利用できる手続きが変わるため、心身を休めることと、在籍状況を確認することは並行して進められます。保護者の方だけで結論を急がず、お子さまの負担を減らしながら必要な情報を集める時間が必要です。

退学届を出す前に在籍校へ確認すること

お子さまが「もう通えない」と感じているとき、今の学校から離れる必要がある場合もあります。ただし、退学届を出す時期によって、在籍中の転入として手続きを進められるか、退学後の編入として扱われるかが変わることがあります。手続きや募集時期は学校ごとに異なるため、退学を決める前に在籍校と転入先の候補校へ確認してください。

確認しておきたいのは、在籍状況だけではありません。これまでに修得した単位、在籍期間、成績や出席に関する書類、転校手続きに必要な日数も確かめます。取得済みの単位がどこまで認められるかによって、卒業までの学習計画が変わるからです。

その際、お子さまへ理由を何度も問いただす必要はありません。朝起きることがつらいのか、教室の人間関係に疲れているのか、授業の進み方が合わないのか。困りごとを一つずつ分けると、次の学校に必要な条件が見えやすくなります。

「今の学校を離れる」と「学びをやめる」は同じではない

高校中退という言葉だけを見ると、大きな区切りに見えるものです。けれども、お子さまが必要としているのは、学びをやめることではなく、今の環境からいったん離れることだという場合もあるでしょう。

であれば、次の進路は「以前と同じように通える学校」から探す必要はありません。通学する日数、授業の受け方、先生へ相談できる場面、体調が整わない日のフォローなど、続けるための条件から考えることが基準です。

すぐに数年先の職業まで決めなくても大丈夫です。まずは生活を整えながら高校卒業をめざしたいのか、受験資格を得て進学を急ぎたいのか、働く経験を積みたいのか。今の希望を言葉にするだけでも、選択肢は絞りやすくなります。

高校中退後に選べる主な進路

高校中退後の進路は、大きく「別の場所で高校卒業をめざす」「高卒認定を利用して進学をめざす」「働く経験や職業教育へ進む」に分けられます。似て見える制度でも、得られる資格、必要な期間、日々の過ごし方は違います。名称だけで選ばず、今のお子さまが取り組みやすい方法と、その先に望む進路を重ねて考えることが基準です。

別の高校へ転入・編入して卒業をめざす

高校卒業資格の取得をめざす場合は、別の高校へ転入または編入する方法があります。一般に、在籍したまま学校を移る手続きが転入、退学後にあらためて入学する手続きが編入です。

参考:埼玉県教育委員会「公立高等学校転編入学情報」(2025年9月9日)

ただし、受け入れ時期、選考方法、取得済み単位の扱いは学校ごとの確認事項です。

全日制、定時制、通信制という課程の違いだけで決めると、お子さまに合う環境を見落とすことがあります。同じ通信制高校でも、登校日数や授業の進め方、行事の多さ、先生との距離は一様ではありません。学校案内を比べたあとは、見学や個別相談で実際の雰囲気を確かめることが大切です。

高卒認定を取得して進学をめざす

高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)は、高校を卒業していない方などの学習成果を評価し、高校卒業者と同等以上の学力があるかを認定する試験です。合格すると、大学、短期大学、専門学校の受験資格が与えられます。

参考:文部科学省「高等学校卒業程度認定試験 概要・パンフレット等」

ただし、高卒認定の合格は、高校を卒業して高校卒業資格を得ることとは役割が異なります。進学を主な目的にするのか、高校生活を続けながら卒業資格を得たいのかによって、合う道は変わるでしょう。

受験資格や試験科目、日程は年度によって確認が必要です。文部科学省の案内では、受験する年度の終わりまでに満16歳以上になる方が受験でき、高校等に在籍している方も受験できます。

参考:文部科学省「高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)」

就職や職業訓練へ進む

高校を中退した後、働くことも進路の一つです。学歴を問わない求人や、働きながら技術を身につける方法もあるため、就職そのものができなくなるわけではありません。

一方、求人によって応募条件は異なります。勤務時間、仕事内容、研修の有無だけでなく、将来もう一度学びたくなったときに両立できるかも確認しておきたいところです。最初から就職か進学のどちらか一方に固定せず、働きながら通信制高校で学ぶ方法や、職業体験をしてから進路を決める方法も検討できます。

進路を比べるときの判断基準

選択肢の名前がわかっても、「うちのお子さまにはどれが合うのか」という迷いは残ります。比較の軸は、制度の違いと、お子さまが続けられる条件です。

進路 主な目的 確認したいこと 合いやすい状況
別の高校への転入・編入 高校卒業資格を得る 単位の引き継ぎ、入学時期、登校方法、学習支援 環境を変えて高校生活を続けたい
高卒認定 大学、短大、専門学校などの受験資格を得る 受験資格、試験科目、学習方法、進学先の条件 自分で試験勉強を進め、進学をめざしたい
就職 働く経験と収入を得る 応募条件、勤務時間、研修、学び直しとの両立 働くことへの関心が具体的になっている
職業訓練や高等専修学校など 仕事につながる知識や技術を学ぶ 入学条件、通学頻度、得られる資格、卒業後の進路 興味のある分野が見つかっている

表のどれが優れているという話ではありません。本人が何を望み、どのような環境なら落ち着いて過ごせるかによって、選ぶ順番が変わります。

卒業資格、通学、支援、卒業後の進路を確認する

学校を比較するとき、最初に確かめたいのは卒業までに必要な単位と年数です。そのうえで、週に何日通うのか、授業は集団か個別か、欠席した日の学習をどう補うのかを尋ねてみましょう。

勉強面の説明だけで安心せず、気持ちの面で相談できる先生がいるかも確かめます。担任以外にも相談先があることは、お子さまが話しにくいことを一人で抱え込まないための安心材料です。

卒業後の進路支援も学校ごとに違います。大学や専門学校への進学、一般就職、福祉サービスの利用など、本人の希望に応じて相談できる範囲を確認すると、入学後の姿を想像しやすくなるでしょう。

高校中退後の学校選びで大切にしたいこと

制度や学費を比べるだけでは、お子さまが通い続ける姿までは見えません。学校を選ぶときは、生活リズム、興味を持てる授業、安心して過ごせる場所、困ったときの相談先を一つの組み合わせとして見ます。入学できる学校よりも、入学後に「自分の居場所がある」と感じられる学校を探す視点が必要です。

通学回数だけでなく、通いたくなる理由を見る

学校に行きづらさを感じてきたお子さまにとって、登校日数が少ないことは安心材料の一つです。しかし、日数だけで選ぶと、学ぶ楽しさや人と関わるきっかけが足りないと感じることがあります。

授業の中に興味を持てる内容があるか、休み時間を安心して過ごせるか、先生は困ったときに気づいてくれるか。見学のときは、お子さまの表情や言葉も判断の材料になります。「ここなら通えそう」という感覚は、資料の数字だけではわからないからです。

友達をたくさん作ることを入学の条件にする必要もありません。一人で落ち着ける場所があり、必要なときに先生や生徒と関われる環境なら、自分のペースで人間関係を築けます。

卒業後から逆算して学び方を選ぶ

高校卒業後の進路は、大学や専門学校への進学、就職だけではないでしょう。就労移行支援などの福祉サービスを利用しながら働く準備をする道もあります。お子さまが何に興味を持ち、どのような経験なら一歩を踏み出せるかが判断材料です。

興味がまだ見つかっていない場合は、考えるだけで結論を出そうとしなくても大丈夫です。授業や職業体験を通じて「やってみたい」「自分にもできた」と感じる経験が、進路を具体的にします。

興学社高等学院で、自分らしい進路を一緒に探す

興学社高等学院は、学校に行きづらさを感じた経験や発達凸凹のあるお子さまが、得意なことを見つけながら高校卒業をめざせる環境を用意しています。学習の遅れだけを補うのではなく、授業を選ぶ楽しさ、人との関わり方、卒業後の進路を日々の学校生活の中で育てることも教育の一部です。転入や編入を検討する段階から、これまでの単位と今後の通い方を一緒に確かめましょう。

得意なことを伸ばしながら卒業をめざす

当校では、苦手なことの克服だけを求めず、お子さまの得意なことを一緒に探し、伸ばす教育を大切にしています。高校卒業資格取得率は98.9%(令和6年度)です。テストに出席できなかった場合の単位取得フォローをはじめ、担任と副担任が学習面と気持ちの両方を支えます。

心理テク、プログラミング、声優基礎、LEGO、ウクレレなど、選択授業は180種類以上です。何を学ぶかを自分で選べるため、学校生活の中に「行ってみたい」と思えるきっかけを見つけられます。

また、SST(ソーシャルスキル・トレーニング)では、社会で必要になるコミュニケーションを授業として少しずつ学びます。会話が得意であることを求めるのではなく、助けてほしいときに伝える方法や、相手との距離の取り方を練習できる時間です。

当校の学習環境とサポートは、学校の特徴で詳しくご覧いただけます。

体験から、自分に合う進路を考える

進路指導では、本人の特性だけを見て進路を絞らず、「何をしたいか」「何なら興味を持てるか」を起点にした指導を行います。1年生からの体験型職業ガイダンスは、専門学校や企業、福祉事業所の担当者の話を聞きながら、将来の選択肢を具体的にする仕組みです。

卒業後には、大学や短期大学、専門学校への進学、一般就職、障害者枠での就職、就労移行支援など、さまざまな道があります。卒業後の進路を決めることだけでなく、社会に出たあとに困ったとき、周囲へヘルプサインを出せる力も育てます。

当校が大切にしている進路指導は、進路活動についてをご覧ください。

学校見学で「ここなら通えそう」を確かめる

学校選びの最後は、資料に書かれた制度や支援内容を、実際の校内で確かめる工程です。保護者の方が安心できるかだけでなく、お子さまが教室へ入ったときに緊張が少し和らぐか、興味を示す授業があるかを見ます。その場で入学を決めず、帰宅後に感じたことを話せる時間も含めて学校見学です。

高校中退後にも、進路は残っています。ただし、制度上選べることと、お子さまが無理なく続けられることは、別々に確かめなければなりません。

当校のオープンキャンパスや個別相談は、これまでの学校生活、取得単位、通学への不安、卒業後の希望を伺いながら、これからの学び方を一緒に考える場です。まだ進路が決まっていなくても構いません。

まずはオープンキャンパスで校内や授業の雰囲気に触れ、お子さまがどう感じるかを確かめてください。個別に相談したいことがある方は、お問い合わせフォームからご連絡いただけます。

急いで「次の正解」を決めるより、お子さまがもう一度「ここなら通えそう」と思える場所を見つけること。その感覚から、新しい進路は動き始めます。

2026.07.23

通信制高校で友達はできる?人間関係が不安なお子さまへの寄り添い方


通信制高校で友達ができるか不安な保護者の方へ。交流が生まれる場面、友達づくりを急がなくてよい理由、学校見学で見ておきたい環境がわかります。興学社高等学院の選択授業やSSTも紹介しています。

【この記事でわかること】

  • 通信制高校で人と関わる主な場面
  • 友達づくりを急がなくてよい理由
  • 保護者の方ができる見守り方
  • 人間関係の負担を減らす学校選びの基準
  • 興学社高等学院の選択授業とSST

「通信制高校に入ったら、友達ができずに一人で過ごすことになるのだろうか」

学校に行きづらさを感じてきたお子さまの進学先を考えるとき、保護者の方が人間関係を心配するのは自然なことです。家で過ごす時間が長かった場合は、同年代の生徒と話せるのか、孤立しないかという不安もあるでしょう。

ただし、入学してすぐに友達をつくることが、新しい学校生活の条件ではありません。最初は一人で安心して過ごせること、困ったときに話せる先生がいることも、大切な一歩です。その安心ができてから、好きな授業や短い会話を通じて、人とのつながりは少しずつ育っていきます。

通信制高校でも人と関わる機会はある

通信制高校は、自宅学習だけで卒業まで誰とも会わない学校ではありません。授業を受けるための登校、ホームルーム、学校行事、部活動など、人と関わる場面があります。一方、登校の頻度や活動の内容は学校によって異なるため、「通信制高校なら友達ができる」と一括りにはできません。

授業、行事、ホームルームが会話のきっかけになる

同じ教室にいるだけで、自然に会話が始まるとは限りません。話すきっかけになりやすいのは、ペアで行う実習、同じ作業をする行事、興味を共有できる授業などです。「この課題はどこまで進んだ」「その作品が好き」といった短い言葉なら、初対面でも話題を探す負担を減らせます。

ホームルームや学校行事では、先生が役割を決めたり、少人数の組み合わせを作ったりする場合があります。自分から輪へ入ることが難しいお子さまにとって、先生が間に入る場面があるかどうかは大きな違いです。

とはいえ、行事へたくさん参加すれば必ず友達が増えるわけではありません。人が多い場に疲れやすいお子さまには、少人数の授業や、共通の興味がある講座のほうが合うこともあります。交流機会の数ではなく、参加しやすい人数と内容が選択の基準です。

登校日数だけでは人間関係の作りやすさは決まらない

登校日数が多ければ、同じ生徒と会う回数は増えます。しかし、毎日同じ集団で過ごすことが負担だったお子さまにとっては、会う回数の多さが安心につながらない場合もあります。

週に何日通うかとともに、授業ごとに生徒の組み合わせが変わるか、一人で休める場所があるか、先生が様子を見ているかを見ておいてください。関わりたい日は人と話し、疲れた日は距離を取れる環境であれば、自分のペースを守れます。

学校説明会では「友達はできますか」と尋ねるだけでなく、昼休みに一人で過ごす生徒はどこにいるのか、グループ活動が苦手な場合はどうするのかまで聞いてみましょう。具体的な場面を質問すると、入学後の生活を想像しやすくなります。

友達づくりを急がなくてよい

人間関係に疲れた経験があるお子さまへ「新しい学校では友達をたくさんつくろう」と伝えると、励ましが負担になることがあります。友達の人数を目標にするより、安心して同じ空間にいられる時間を増やすほうが先です。一人で過ごすことと、助けを求められず孤立することは分けて考えることが大切です。

まずは安心して一人で過ごせることが土台になる

昼休みに一人で本を読む、好きな音楽を聴く、先生の近くで過ごす。お子さまが自分で選んだ過ごし方なら、それは友達がいないという失敗ではありません。学校の中に落ち着ける場所があると、周囲を見たり、誰かの会話を聞いたりする余裕が生まれます。

反対に、一人でいることを避けようとして無理に集団へ入ると、帰宅後に強く疲れ、次の登校が難しくなることもあります。その日の体調や気持ちに合わせて距離を選べることが、通学を続ける土台です。

保護者の方は、帰宅したお子さまへすぐ「誰かと話した?」と聞かなくても構いません。「今日の授業はどうだった」「休み時間は落ち着けた」と、学校での過ごし方全体を尋ねると、人間関係以外の小さな変化にも気づけます。

最初に安心して話せる相手は先生でもよい

同年代の生徒へ話しかけることに緊張があるなら、最初の話し相手は先生でもよいのです。挨拶を返してくれる、困ったときに質問できる、好きなことを少し話せる。そのような大人との関係が一つあれば、学校は「誰ともつながれない場所」ではなくなります。

先生との短い会話に慣れると、同じ授業を受ける生徒への挨拶にも進みやすくなる場合があります。ただし、先生が積極的に声をかけるほうが安心なお子さまもいれば、見守ってもらう距離を好むお子さまもいるでしょう。学校見学では、先生の声のかけ方が本人に合うかどうかも確かめてください。

友達づくりは、会った初日に完成するものではありません。同じ授業で何度か顔を見る、名前を覚える、短い言葉を交わすという積み重ねから、安心できる関係へ変わっていきます。

保護者の方ができる見守り方

保護者の方が人間関係を気にかけることは、お子さまにとって支えになります。ただし、友達の人数や会話の回数を毎日確かめると、本人は学校生活を採点されているように感じるでしょう。見守るときは、人との関係だけでなく、授業への興味、疲れ方、先生へ相談できたかも含めて見ておくことが大切です。

帰宅後の様子を友達の有無だけで判断しない

「今日は一人だった」と聞くと、保護者の方は心配になるでしょう。その一日がつらかったのか、それとも一人で落ち着いて過ごせたのかによって、意味は異なります。まずは本人の言葉を待ち、困っていた場合に何が負担だったのかを聞いてください。

授業が楽しかった、先生と話せた、教室に最後までいられたという出来事も、学校へ慣れていく変化です。友達ができたかどうかだけを基準にすると、お子さま自身が感じている前進を見落とします。

「友達をつくらなくてもいい」と決めつけることも避けましょう。本人が誰かと話したいと感じたとき、その気持ちを否定せず、話しやすい授業や行事を一緒に探せます。

保護者の方自身が人間関係の変化を気にしすぎることで、かえってお子さまが「心配をかけているのかもしれない」と感じる場合もあります。帰宅後は学校での出来事をゆったり聞ける雰囲気を作ることが、長い目で見たときの安心の土台になります。

困りごとが続くときは先生と状況を共有する

教室へ入れない日が続く、特定の生徒との関係に悩んでいる、誰にも相談できず登校を避けている。そのような様子がある場合は、お子さまの気持ちを把握したうえで学校へ相談してください。

相談するときは「友達をつくってほしい」という希望だけでなく、いつ、どこで、どのような負担があったかを伝えてください。先生が状況を具体的に把握できると、座席、授業の組み合わせ、休める場所、声をかけるタイミングを考えやすくなるためです。

本人へ知らせずに話を進めると、学校と家庭の両方から見られているように感じることがあります。緊急性がない場合は、学校へ伝える内容をお子さまと共有し、どこまで相談するかを一緒に決めると安心です。

学校見学で確かめたい人間関係の環境

学校案内に「アットホーム」「友達ができる」と書かれていても、お子さまに合う距離感まではわかりません。見学では、生徒が楽しそうかだけでなく、一人でいる生徒も自然に過ごせているかを見ます。交流を増やす仕組みと、交流しない時間の両方があることが基準です。

特に大切なのは、「一人でいること」がどう扱われているかです。休み時間に一人で過ごす生徒が自分のペースで居られているか、それとも先生が声をかけすぎて居づらそうにしているかによって、お子さまが安心できる場所かどうかが見えてきます。見学のとき、廊下や昼休みの様子も含めて全体を見渡してみてください。

確認する場面 見たいこと 学校へ聞く質問
授業 少人数か、共同作業を選べるか グループ活動が苦手な場合はどうしますか
休み時間 一人で落ち着ける場所があるか 教室以外で過ごせる場所はありますか
先生との関係 相談先が担任だけに限られないか 担任以外にも相談できますか
行事 参加方法や役割に選択肢があるか 見学や少人数での参加はできますか
生徒同士の距離 固定された集団だけで過ごさないか 授業ごとに生徒の組み合わせは変わりますか

生徒同士の距離と先生の関わり方を見る

見学中、先生が明るく話しかけることだけが良い対応だとは限りません。声をかけられると安心するお子さまも、少し待ってもらうほうが話しやすいお子さまもいるからです。本人が緊張しているとき、先生が返事を急かさずに待つか、保護者の方だけでなく本人にも声をかけるかを見てください。

生徒同士が常に一緒に行動している学校は、にぎやかで楽しそうに見えます。一方、その輪へすぐ入ることが難しいお子さまには、一人から始められる環境のほうが安心です。友達の作りやすさは、交流の多さだけでなく、距離を自分で選べることにも支えられます。

興学社高等学院で自分のペースの関係を育てる

当校では、全員に同じ人間関係の形を求めていません。興味のある授業を選び、授業ごとに教室を移動する中で、自分に合う人や先生との接点を見つけられます。一人で過ごす時間を大切にしながら、必要なときに関われる環境です。

好きな授業が自然な接点になる

当校には、心理テク、プログラミング、声優基礎、LEGO、ウクレレなど、180種類以上の選択授業があります。同じ授業を選んだ生徒には、好きなことや興味の方向が重なる部分があります。会話の話題を一から探さなくても、作品、課題、授業の感想から言葉を交わせます。

クラスを固定したまま一日を過ごすのではなく、自分が選んだ授業の教室へ移動します。特定の集団へ入り続ける負担を抑えながら、授業ごとに異なる生徒と会える仕組みです。

担任と副担任だけでなく、授業を担当する先生とも関係を作れます。「この先生なら趣味の話ができる」「困ったときはこの先生へ聞ける」という相手が増えると、学校での安心も広がります。

当校で通学の負担を減らす仕組みは、通学が続く3つの理由をご覧ください。

SSTで人との距離や伝え方を練習する

コミュニケーションは、最初から上手にできなければならないものではありません。当校のSST(ソーシャルスキル・トレーニング)では、社会で必要になる人との関わり方を授業として学びます。

挨拶をする、相手の話を聞く、困ったときに助けを求める、自分の気持ちを伝える。一つずつ練習できるため、すぐに長い会話をすることが難しくても、自分のペースで取り組めます。

SSTの目的は、友達をたくさんつくることではありません。人と関わるか、少し距離を取るか、助けを求めるかを、自分で選べる力を身につけることです。その力があると、学校の中だけでなく、卒業後の進学先や職場でも自分を守りやすくなります。

選択授業とSSTを含む当校の学びは、学校の特徴をご覧ください。

オープンキャンパスでお子さまの感覚を確かめる

通信制高校での友達づくりに、一つの正解はありません。にぎやかな行事が合うお子さまも、少人数の授業から関係を始めたいお子さまもいます。学校を選ぶときは、「友達ができそうか」より「自分のペースで人と関われそうか」という視点で比べてください。

当校のオープンキャンパスでは、授業の雰囲気、先生との距離、校内での過ごし方を実際に見られます。お子さまが緊張して話せなくても大丈夫です。その場で参加を決めなくてもよく、帰宅してから落ち着けた場所、気になった授業、話しやすそうな先生がいたかを一緒に振り返れます。

まずはオープンキャンパスで、校内の空気を感じてください。人間関係や通学について個別に相談したい方は、お問い合わせフォームからご連絡いただけます。

友達の人数を急いで増やさなくても、安心できる場所と話せる相手が一人ずつ増えれば十分です。お子さまの「今日はここまでならできた」を重ねることから、新しい学校生活は始まります。

2026.07.21

オープンキャンパス:7/25(土)イラスト体験は満員御礼のため受付を終了いたしました。

【受付終了のお知らせ】オープンキャンパス7/25(土)イラスト体験は受付を終了いたしました

いつも当校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

先日は7月11日(土)開催の「ぎょうざづくり体験」に多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。

ご案内しておりました7月25日(土)「イラスト体験」ですが、おかげさまで定員に達しましたため、本イベントの受付を終了とさせていただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。

📢 【重要】入試エントリーについて

今年度の「入試可能枠」を確保するためには、事前のエントリーが必要となります。

大変ありがたいことに、すでに全体の約3割のエントリー枠が埋まっている状況です。こちらの入試可能枠は定員に達し次第、予告なく募集を完全に締め切らせていただきますので予めご了承ください。

✨ 次回以降のオープンキャンパス情報

7月25日のイベントは終了いたしましたが、8月1日(土)開催の「フルーツポンチづくり」は、現在午前・午後ともにまだまだ余裕を持って受付中です!皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

📅 現在受付中のイベント

  • 8月1日(土)10:00~ / 13:30~
    🍈 フルーツポンチづくり【午前・午後ともに受付中!】

お問い合わせ・お申し込み

皆様とお会いできるのを、スタッフ一同楽しみにしております!

2026.07.18

【間もなく受付終了】7/25(土)イラスト体験 残りわずか!

【間もなく受付終了】オープンキャンパス7/25(土)イラスト体験 残りわずか!

いつも当校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

先日は6月27日(土)開催の「サンドウィッチづくり体験」に多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。

現在受付中の7月25日(土)「イラスト体験」ですが、こちらも大変ご好評をいただいており、間もなく定員に達するため、オープンキャンパスの受付終了間近となっております!

📢 【重要】入試エントリーについて

今年度の「入試可能枠」を確保するためには、事前のエントリーが必要となります。

大変ありがたいことに、すでに全体の約3割のエントリー枠が埋まっている状況です。こちらの入試可能枠は定員に達し次第、予告なく募集を完全に締め切らせていただきますので予めご了承ください。

⚠️ オープンキャンパスへの参加をご検討中の方へ

7月25日の体験イベント(オープンキャンパス)枠についても、夏期は毎回非常に早い段階で満員となってしまいます。「気づいた時には参加を締め切られていた…」とならないよう、本日中のスケジュール確保・お早めのイベント予約を強くおすすめいたします!

📅 現在受付中のイベント

  • 7月25日(土)10:00~ / 13:30~
    🎨 イラスト体験【残りわずか!】

皆様とお会いできるのを、スタッフ一同楽しみにしております!

2026.06.30

高校中退後の再入学|高卒資格を目指す選択肢と進め方

高校中退後の再入学を考える保護者の方へ、再入学・編入学・転入学の違い、単位や書類についての考え方、高卒資格を目指す選択肢を解説します。

【この記事でわかること】

  • 高校を中退した後に考えられる再入学・編入学・転入学の違い
  • 前の高校で修得した単位を次の学校で活かせるかどうかの考え方
  • 在籍していた高校へ相談しておきたい書類や手続きのポイント
  • 高卒資格を目指すルートと高卒認定試験の位置づけ
  • 不登校経験や発達凸凹があるお子さまに合う環境の選び方

「高校を中退したあと、もう一度高校に戻れるのだろうか」「前の学校で取った単位は無駄になってしまうのだろうか」。こうした不安を抱えている保護者の方は少なくありません。

高校を離れた後も、高卒資格を目指す道は一つではありません。同じ高校へ戻る再入学、別の高校へ入る編入学、退学前に学校を移る転入学など、お子さまの状況に合わせた選択肢があります。

この記事では、制度上の考え方と、学校へ相談する際に押さえておきたいポイントをお伝えします。

高校を中退した後も学び直しの道はあります

高校を中退した経験があると、「次の学校で受け入れてもらえるのか」「また通えなくなったらどうしよう」と感じることがあるかもしれません。まずは、再入学・編入学・転入学の違いを押さえて、お子さまが今どの段階にいるのかを確認していきましょう。

再入学・編入学・転入学は同じ意味ではありません

この記事では、一度退学した同じ高校へもう一度入ることを「再入学」、退学後に別の高校へ途中から入ることを「編入学」、退学せずに在籍したまま別の高校へ移ることを「転入学」と呼びます。

すでに退学している場合は、同じ高校に戻れるかを前の高校へ相談するか、別の高校への編入学を検討する流れになります。まだ在籍中であれば、転入学として別の高校へ移れる可能性があります。

どの方法を選ぶかによって、相談先・出願時期・必要書類・入学できる学年が変わります。まずは「退学済みか、在籍中か」「同じ高校へ戻りたいのか、別の高校を探したいのか」を分けて考えると、次に連絡すべき相談先が見えてきます。

同じ高校へ戻れるかは学校ごとの判断です

再入学を希望する場合、最初の相談先は以前在籍していた高校です。受け入れの有無や時期、選考方法、必要書類は学校ごとに異なります。在籍時の状況や退学理由だけで結論が決まるわけではないため、まずは学校へ直接問い合わせてみてください。

文部科学省の高等学校入学資格Q&Aでは、単位制高等学校において過去の在学校で修得した単位を卒業に必要な単位数に加えられる場合があること、入学の許可は各学校の入学者選抜に基づき校長が行うことが示されています。

参考:文部科学省「高等学校入学資格 Q&A」

単位や書類は在籍していた高校への相談から始まります

高校を中退した後に再入学や編入学を考える場合、前の高校で修得した単位がどこまで活かせるかが次の学び方に関わります。ただし、単位の扱いは学校や課程、履修状況によって変わるため、「必ず引き継げる」とは言い切れません。

修得済み単位は次の学校で扱われる場合があります

文部科学省のQ&Aでは、単位制の高校を中途退学した方が別の高校へ編入学することは可能であり、前の高校で修得した単位を編入学先の卒業に必要な単位数に加えられる場合があるとされています。

ただし、どの単位が認められるかは、編入学先の教育課程や校長の判断によります。以前の高校で履修した科目名・修得単位数・在籍期間をもとに、入学後の学年や学習計画が決まるケースもあります。

前の高校へ「どの単位を修得しているか」「証明書を発行できるか」「発行までにどのくらいかかるか」を事前に確認しておくと、編入学先との手続きがスムーズに進みます。

必要書類は学校ごとに異なります

再入学や編入学に必要な書類は、志望先の学校によって異なります。入学願書、成績に関する書類、在籍や単位修得に関する証明書が求められることがありますが、名称や提出時期は募集要項ごとに違います。

単位修得証明書をはじめ、前の高校が発行する書類については、早めに発行可否を確認しておくと安心です。退学から時間が経っている場合でも、自己判断で諦めず、まずは前の高校へ問い合わせてみてください。

千葉県立高校を選択肢に入れる場合は、千葉県教育委員会が転・編入学試験の実施予定を公開しています。時期ごとの募集状況を確認したいときは、県の最新情報もあわせてご覧ください。

参考:千葉県「転・編入学試験の実施予定について」

高卒資格を目指す主なルートを比べて考える

高校を中退した後の選択肢は、同じ高校に戻ることだけではありません。お子さまの体調や通学への不安、学習のブランク、将来の進路によって、合う道は変わります。ここでは、保護者の方が比較しやすいように主なルートをまとめました。

ルート 主な対象 学び方の考え方 相談先
再入学 一度退学した同じ高校へ戻りたい場合 受け入れ条件や時期は学校ごとに異なる 在籍していた高校
編入学 退学後に別の高校へ途中から入りたい場合 修得済み単位を活かせる場合がある 編入学を希望する高校
転入学 退学前に別の高校へ移りたい場合 在籍を切らさずに学校を移る方法 現在の高校と転入先
高卒認定試験 高校以外の形で大学等の受験資格を得たい場合 高校卒業資格ではなく、学力を認定する制度 文部科学省の案内

高校卒業資格を目指すなら学校での学び直しが軸になります

高卒資格を取得するには、再入学・編入学・転入学のいずれかの形で学校に在籍し、卒業を目指すルートが基本になります。どの学校へ進むかによって、登校日数や授業の進み方、サポート体制、卒業までの見通しが変わります。

以前の高校で通学が難しくなった背景がある場合は、「入れる学校」を探すだけでなく、「通い続けられる環境かどうか」「お子さまが安心して先生に相談できるか」まで確認しておくと安心です。

高卒認定試験は高校卒業資格とは異なります

文部科学省は、高等学校卒業程度認定試験を「高校を卒業できなかった方の学習成果を評価し、高校卒業者と同等以上の学力があるかを認定する試験」と位置づけています。合格すると、大学・短大・専門学校の受験資格が得られます。

ただし、高卒認定試験に合格しても「高校卒業」にはなりません。大学や専門学校への進学を考えている場合や、高校生活の中で少しずつ自信を取り戻していきたい場合は、学校に通って卒業を目指す道もあわせて検討してみてください。

参考:文部科学省「高卒資格取得に関するプログラム・施策について」

学校選びでは「通学が続く環境」まで見ていきます

再入学や編入学を考えるとき、制度や書類だけに目が向きがちですが、お子さまが前の高校を離れた背景には、授業の進み方や人間関係、朝の通学、体調、発達凸凹、心の不調など、さまざまな事情が重なっていることがあります。

通える時間帯や人間関係の負担を見ていく

新しい学校を選ぶ際は、通学時間・登校開始時刻・クラスの過ごし方・先生との距離感を具体的に確認しておきましょう。朝の時間帯がつらいお子さま、固定された人間関係に疲れやすいお子さま、教室に入るまでに緊張しやすいお子さまでは、合う環境がそれぞれ違います。

パンフレットだけで判断するのではなく、オープンキャンパスや個別相談に足を運び、一日の流れや先生の関わり方を直接聞いてみると、お子さまが通う姿をイメージしやすくなります。

発達凸凹や不登校経験への理解も見ていく

発達凸凹や不登校の経験があるお子さまの場合、学力だけを基準にした学校選びでは負担が大きくなることがあります。得意と苦手の差、人との距離の取り方、体調の波、感覚の過敏さは一人ひとり異なります。

学校側がこうした特性をどう受け止め、学習面・気持ちの面でどうサポートしてくれるのかは、入学後に通い続けられるかどうかに直結します。相談の際に「前の高校でどこがつらかったか」「どんな場面なら通えそうか」を具体的に伝えておくと、学校側もサポートの方法を一緒に考えやすくなります。

高校の種類 通学頻度 クラス規模 発表の頻度 場面緘黙症との相性
全日制高校(公立・私立) 毎日 35〜40人 多い 配慮があれば通える場合もあるが、負担が大きくなりやすい
定時制高校 毎日(夕方〜) 20〜30人 やや少ない 少人数で落ち着いた環境だが、時間帯の確認が必要になる
通信制高校 年数回〜週数回 少人数 少ない 自宅学習中心で負担は少ないが、社会性の機会が限られやすい
サポート校・技能連携校 週3〜5日 10〜20人 少ない 少人数で個別対応が手厚く、相性が良いことが多い

参考:かんもくネット「場面緘黙とは」

興学社高等学院 新松戸校で大切にしている学び直し

興学社高等学院 新松戸校は、発達凸凹のあるお子さまや不登校の経験があるお子さま、心の不調を抱えるお子さまが、自分のペースで学べる環境づくりに取り組んでいます。高校を中退した後の再スタートでも、焦らず、お子さまに合った学び方を一緒に考えていきます。

苦手を責めず、得意なことを伸ばす学び

当校では、苦手なことばかりに目を向けるのではなく、得意なことを伸ばす教育を大切にしています。入学時にはWISC検査を実施し、お子さまの得意な分野を一緒に探しながら、学び方や関わり方の手がかりにしていきます。

WISC検査は診断を目的としたものではなく、お子さまの特性を知るための心理検査です。得意なこと、疲れやすい場面、声かけの工夫を見つけることで、学校生活の中で無理なく過ごせる環境をつくっていきます。

WISCについて詳しく知りたい方は、当校の心理検査WISCページをご覧ください。
興学社高等学院 新松戸校「心理検査WISCについて」

180種類以上の選択授業とSSTで通うきっかけをつくる

当校には、180種類以上の選択授業があります。心理テク、プログラミング、声優基礎、LEGO、ウクレレ、イラスト、ミュージックセラピーなど、「この授業なら行ってみたい」と思えるきっかけを用意しています。

SST(ソーシャルスキル・トレーニング)の授業では、社会で必要なコミュニケーションを実践的に学びます。人との関わりに不安があるお子さまも、学校生活の中で少しずつ練習を重ねていける環境です。

当校の特徴については、学校の特徴ページでもご案内しています。
興学社高等学院 新松戸校「学校の特徴」

通学が続くための居場所づくりを重視します

高校を中退した後の学び直しでは、「入学できるかどうか」だけでなく「通い続けられるかどうか」が大切です。当校では、安心できる居場所づくり、多彩な授業、担任・副担任によるサポートを通して、お子さまが学校生活に戻るための段階を一緒に考えていきます。

令和6年度の高校卒業資格取得率は98.9%です。単位取得に向けたフォローを行いながら、卒業後の進路も見据えて、お子さまの歩みに寄り添っています。

通学が続く理由について詳しく知りたい方は、こちらのページをご覧ください。
興学社高等学院 新松戸校「通学が続く3つの理由」

お子さまに合った再スタートを相談するために

高校を中退した後の再入学や編入学は、制度の名前だけで決められるものではありません。前の高校での単位、退学後の期間、体調、通学への不安、将来の希望を総合的に考えながら、お子さまに無理のない道を選んでいくことが大切です。

退学前と退学後で相談先が変わります

まだ高校に在籍している場合は、退学前に転入学を相談できる場合があります。すでに退学している場合は、前の高校へ単位や証明書の発行について確認し、あわせて編入学を希望する学校へ入学時期や必要書類を問い合わせてみてください。

制度名や書類の違いで迷ったときは、一人で抱え込まず、今の状況を一つずつ整理しながら学校へ相談するところから始めると、次にやるべきことが見えてきます。

まずは個別相談やオープンキャンパスでお話しください

興学社高等学院 新松戸校では、オープンキャンパスや個別相談を受け付けています。お子さまの状況や前の高校で困っていたこと、単位や通学への不安をお聞きしながら、当校でどのような学び方ができるかを一緒に考えていきます。

オープンキャンパスでは、通信制高校や技能連携校の仕組み、学校の雰囲気、先生との距離感を直接確認できます。保護者の方のみでの参加も可能です。

2026.06.30

高校が合わないときの転校|保護者が取るべき行動

「高校が合わないと言っているけれど、転校まで考えてよいのだろうか」

お子さまの表情が沈んでいたり、朝になると体調を崩したりすると、保護者の方は不安になります。今の高校で続けてほしい気持ちと、これ以上無理をしてほしくない気持ちの間で迷うこともあるでしょう。

高校生活の続け方は一つではありません。ただし、転校は急いで決めるものではなく、お子さまの状態、在籍校でできる調整、欠席や単位の状況、転校先の受け入れ条件を順番に見る必要があります。この記事では、保護者の方が転校前に見ておきたいポイントと、お子さまに合った環境を探すときの考え方をお伝えします。

この記事でわかること

  • 高校が合わないと感じたときに、転校前に見ておきたいサイン
  • 在籍校への相談、本人の体調、欠席や単位の状況を把握する流れ
  • 転入学と編入学の違い、受け入れ条件を見るときの考え方
  • 全日制、通信制高校、技能連携校を比べるときの視点
  • 興学社高等学院 新松戸校で相談できる学び方とサポート

高校が合わないと感じたら、転校だけを急がない

高校が合わないという言葉の背景には、人間関係、授業の進度、通学時間、校風、先生との相性、体調の変化が重なっていることがあります。まずは「転校するか、しないか」の二択にせず、お子さまがどの場面でつらさを感じているのかを分けて確認しましょう。

お子さまの言葉を否定せず、つらい場面を聞く

「高校が合わない」と言われると、保護者としては理由を知りたくなります。ただ、すぐに理由を問い詰めると、お子さまが本音を話しにくくなることがあります。

「何が嫌なのか」と大きく聞くよりも、「朝の登校がつらいのか」「教室で過ごす時間が苦しいのか」「授業のペースが合わないのか」と、場面ごとに言葉にしていくと、お子さまも話しやすくなります。

在籍校でできる調整も先に聞いておく

転校を考える場合でも、在籍校への相談は欠かせません。担任、学年主任、養護教諭、スクールカウンセラーといった窓口から状況を伝えることで、登校時間、別室利用、課題提出、欠席の扱いを相談できることがあります。

また、転校に進む場合は、在籍状況、修得単位、必要書類、転入先との連絡が関わります。在籍校と転校先の双方から情報を得られる状態をつくると、お子さまの負担も軽くなります。

転校前に見ておきたい体調、欠席、単位の状況

高校が合わないと感じているときは、気持ちだけでなく体調や出席状況も見ておきたいところです。学校に行きづらさを感じる背景に、睡眠リズム、朝の体調、心の不調、起立性調節障害が関わる場合もあります。高校では欠席や単位の状況が卒業までの道筋に関わるため、転校先を探す前に現在地を把握しておくと、次の相談が具体的になります。

体調面の不安は学校外の相談先も使う

朝になると腹痛や頭痛が出る、眠れない日が続く、帰宅後に強い疲れが出るといった状態がある場合は、「気持ちの問題」と決めつけない姿勢が必要です。必要に応じて医療機関や地域の相談窓口につながることで、学校生活の負担を別の角度から見られます。

欠席日数と修得単位は早めに把握する

高校では、出席状況や単位の修得状況が進級や卒業に関わります。今の高校でどの科目の単位が取れているのか、欠席がどの程度あるのか、今後の出席や課題提出で補える余地があるのかは、在籍校に聞いておきたい内容です。

転校先によって、受け入れ時期や学年の扱い、必要書類は異なります。お子さまの気持ちが限界に近い場合でも、退学を先に決める前に、在籍校で現在の単位状況を聞き、転校先候補にも受け入れ条件を尋ねておくと、学びの空白を減らせます。

高校の転校で知っておきたい転入学と編入学の違い

高校を移るときには、現在の在籍状況によって「転入学」と「編入学」の考え方が変わります。日常的に使う「転校」は、在籍したまま別の高校へ移る転入学を指すことが多い言葉です。一度高校を離れてから別の高校へ入る場合は、編入学として扱われることがあります。

在籍したまま別の高校へ移るのが転入学

今の高校に在籍したまま別の高校へ移る場合は、転入学として扱われます。転入学では、在籍校での学習状況、転入先の受け入れ時期、教育課程の違い、必要書類が関わります。

転校したい気持ちが強いときほど、先に退学届を出したくなることがあります。しかし、在籍したまま相談できるうちに動く方が、単位や学年の扱いについて学校同士で連携しやすくなります。

いったん高校を離れた場合は編入学になることがある

高校を中途退学したあとに別の高校へ入る場合は、編入学として扱われることがあります。文部科学省の「高等学校入学資格 Q&A」では、単位制高等学校を中途退学した人が他の高校へ編入学する場合、校長が年齢や学力を踏まえて認めること、前籍校で修得した単位を卒業に必要な単位数へ加えられる場合があることに触れています。

具体的な扱いは学校ごとに異なります。退学後に探し始めるよりも、在籍中に転校先候補へ相談し、修得単位、学年、入学時期、必要書類を聞いておく方が安心です。

参考:文部科学省「高等学校入学資格 Q&A」

転校先の種類を比べるときの見方

転校先を考えるときは、学校名やイメージだけで決めず、今の高校で合わなかった理由が次の環境で軽くなるかを見ます。毎日同じ教室で過ごすこと、朝の登校、授業の進度、人間関係の距離感によって、合う環境は変わります。

学校の種類よりも、お子さまの困りごととの相性を見る

転校先を選ぶときは、「全日制か通信制か」だけでなく、登校頻度、朝の始まり方、教室の雰囲気、先生との距離、授業の選び方を見ます。今の高校でつらかった場面が次の環境でも残るなら、転校後に同じ苦しさが出ることがあります。

選択肢 向いている可能性があるケース 事前に見たいこと
在籍校での調整 先生との関係は保てていて、一部の時間や場所が負担になっている 別室利用、登校時間、課題提出、相談窓口
全日制高校への転入学 毎日通う生活リズムや学校行事に参加したい 受け入れ時期、単位の扱い、通学時間、クラスの雰囲気
通信制高校 登校頻度や学習ペースを調整しながら学びたい レポート提出、スクーリング、先生への相談方法
通信制高校と連携した技能連携校 通学の居場所や対面サポートも重視したい 通う校舎、授業の選択肢、単位取得支援、相談体制

見学では本人の「ここなら通えそう」を聞く

見学や個別相談のあとには、「先生と話せそうだったか」「教室の雰囲気は苦しくなかったか」「通学路に不安はなかったか」と具体的に聞いてみてください。

発達凸凹や不登校の経験があるお子さまの環境選び

お子さまが高校になじめない背景には、本人の努力不足ではなく、環境との相性が影響していることがあります。発達凸凹、不登校の経験、心の不調、起立性調節障害、HSCといった背景がある場合は、安心して過ごせる仕組みや相談しやすい先生の存在を見ていきます。

「苦手なこと」だけで学校を選ばない

興学社高等学院 新松戸校では、発達凸凹を「得意なことと苦手なことの差が大きい状態」と捉え、得意なことを伸ばす教育を重視しています。お子さまが本来持っている強みに目を向けることで、学校が「評価される場所」から「自分らしく過ごせる場所」に変わることがあります。

安心できる環境が学び直しの土台になる

当校では、不登校の経験がある生徒や、発達凸凹、心の不調、起立性調節障害、グレーゾーンのお子さまにも寄り添いながら、一人ひとりのペースに合わせた学びを支えています。療育手帳や精神保健福祉手帳の有無だけで、お子さまの人柄や可能性を判断することはありません。

興学社高等学院・新松戸校で相談できること

転校先を選ぶときには、卒業までの道筋と、毎日の通いやすさの両方を見る必要があります。興学社高等学院の新松戸校では、得意なことを伸ばす学びと、単位取得に向けたサポートを組み合わせています。転校を決めた段階だけでなく、迷っている段階でも状況に合わせて話を伺います。

180種類以上の選択授業で得意なことに出会う

当校では、心理テク、プログラミング、声優基礎、LEGO、ウクレレ、イラスト、ミュージックセラピーといった180種類以上の選択授業を用意しています。何を学ぶかは、お子さまの興味やペースに合わせて選ぶことができます。

学校の特徴については、こちらのページでもご覧いただけます。
興学社高等学院「特徴」

WISC検査とSSTでお子さまの理解を深める

当校では、お子さまの得意なことを一緒に探すために、WISC検査を活用しています。WISC検査は発達障害を診断する検査ではなく、特性を知り、言葉かけや学び方に生かすための心理検査です。

また、SST(ソーシャルスキル・トレーニング)を通して、社会で必要なコミュニケーションの力を少しずつ身につける授業も行っています。人との関わりが苦手なお子さまも、安心できる距離から学びを重ねていきます。

WISC検査については、こちらのページでもご覧いただけます。
興学社高等学院「WISC検査」

通学が続くための環境づくりがある

当校では、通学が続く理由として、朝10時からの始業、豊富な選択授業、固定されたクラスだけに縛られない仕組みを紹介しています。毎朝の登校や人間関係に負担を感じていたお子さまにとって、通い方のハードルが下がることは安心につながります。

高校卒業資格取得率は98.9%(令和6年度)です。テストに出席できなかった場合の単位獲得フォローや、担任・副担任によるサポート体制を通じて、生徒を支えています。

通学が続く理由については、こちらのページでもご覧いただけます。
興学社高等学院「通学が続く理由」

お子さまに合った環境で高校生活を続けるために

高校が合わないと感じているとき、転校はすぐに決めなければならないものではありません。在籍校との相談、お子さまの体調、欠席や単位の状況、転校先の受け入れ条件を一つずつ見ながら、安心して学び続けられる道を探せます。保護者の方が一人で抱え込まず、学校や相談先とつながることで、お子さまに合った次の選択肢が見えてきます。

まずはオープンキャンパスや個別相談で話してみる

興学社高等学院 新松戸校では、オープンキャンパスや個別相談を通して、学校の雰囲気、授業、通い方、サポート体制についてお話ししています。今の高校が合わずに転校を考えている場合も、現在の状況を伺いながら、無理のない進め方を一緒に考えます。

オープンキャンパスについては、こちらのページをご覧ください。
興学社高等学院「オープンキャンパス」

個別相談やお問い合わせは、専用フォームからご連絡いただけます。
興学社高等学院「お問い合わせ」

焦らず、学びを続ける道を探す

転校を選ぶ場合も、今の高校で調整を続ける場合も、保護者の方だけで結論を出す必要はありません。在籍校、相談機関、転校先の学校とつながりながら、お子さまが安心して学べる場所を探していきましょう。興学社高等学院 新松戸校も、自分らしく高校生活を続けたいお子さまと保護者の方をお待ちしています。

2026.06.24

6月28日(土)合同進路相談会に本校が参加します






6/28[日]渋谷合同進路相談会参加のお知らせ


6/28[日]渋谷にて開催される合同進路相談会に本校が参加します

6/28[日]に渋谷の「ベルサール渋谷ファースト」で開催される【新しい学校選びフェア】に、本校も参加いたします。

主要な通信制高校、サポート校、高等専修学校などが一堂に会する貴重な機会です。
各校の特色を一度に比較できる場ですので、ぜひお気軽に本校の相談ブースへお立ち寄りください。

【イベント概要】

【会場案内】

  • 会場:ベルサール渋谷ファースト 2F
  • 所在地:〒150-0011 東京都渋谷区東1丁目2-20
  • アクセス:
    • 「渋谷駅」C1出口より徒歩6分(半蔵門線・田園都市線・副都心線・東横線)
    • 「渋谷駅」東口より徒歩8分(JR線)
    • 「表参道駅」B1出口より徒歩10分(銀座線・半蔵門線・千代田線)
  • 注意点:近隣に「ベルサール渋谷ガーデン」がございますので、お間違いのないようご注意ください。

【主催者】

特定非営利活動法人 高校生進学支援の会